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入札ガイド / 基礎知識

入札とは?官公庁入札の仕組み

入札とは、国や地方自治体などの官公庁が、業務の発注先を「競争」によって決める手続きのことです。

入札とは何か

入札とは、国・地方自治体・独立行政法人などの公的機関が、物品の購入や工事・業務の委託を行うときに、複数の事業者から価格や提案を募り、最も条件のよい相手と契約する制度です。

入札制度は、官公庁が「公正・透明・経済的」に税金を使うためのルールとして、会計法や地方自治法に定められています。多くの公共調達は原則として競争入札によって行うことが義務付けられており、随意契約は例外的な扱いです。

押さえておきたい3つのポイント

なぜ入札制度があるのか

官公庁の予算は税金で賄われています。特定の事業者と恣意的に契約することを防ぎ、公正性・透明性・経済性を担保するために、競争入札が原則として義務付けられています(会計法・地方自治法)。

誰が発注しているか

中央省庁、独立行政法人、都道府県、市区町村、公益法人、国立大学法人など、多様な公的機関が発注者となります。発注機関ごとに参加資格や入札手続きが異なるため、対象を明確にすることが重要です。

どんな案件があるか

建設・土木工事、物品調達、印刷、清掃、警備、IT・システム開発、コンサルティング、調査研究など、業種を問わず幅広い案件が発注されています。年間で180万件以上の入札案件が公告されると言われています。

入札方式の種類

入札方式は大きく4つに分けられます。案件ごとに適用される方式が異なるため、参加を検討する際はまず方式を確認しましょう。

01

一般競争入札

価格競争

資格を持つ事業者なら誰でも参加できる、最も標準的な入札方式。

発注機関が定めた参加資格を持つ事業者であれば、原則として誰でも参加できます。最も価格が低い事業者が落札する「最低価格落札方式」が一般的で、価格競争による経済性が重視されます。中規模以上の調達で広く採用されています。

02

指名競争入札

事業者指名

発注機関があらかじめ指名した事業者だけが参加できる入札方式。

発注機関が技術力・実績などをもとに事業者を指名し、その中で競争が行われます。専門性が高い業務や、限られた事業者にしか対応できない案件で採用されます。

03

企画競争(プロポーザル)

提案内容で評価

価格よりも提案内容・技術力で評価される、知的サービス向けの方式。

コンサルティング、システム開発、調査研究など、成果物の品質が事業者の創意工夫に左右される案件で採用されます。価格点と技術点の総合評価で落札者が決まる「総合評価方式」も含まれます。

04

随意契約

競争なし・限定的

競争を経ずに、特定の事業者と直接契約する方式。

緊急性が高い、特定の技術・特許を持つ事業者しか対応できない、少額の調達など、法令で定められた限定的なケースで認められています。一般の事業者が新規参入する余地は少なめです。

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入札の始め方5ステップ

参加資格の取得から入札参加までの流れを順番に解説します。

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