入札LAB

入札ガイド / 用語集

入札用語集

入札業務で頻出する専門用語を、初心者にもわかるように解説します。

一般競争入札

いっぱんきょうそうにゅうさつ

公告によって参加者を広く募り、参加資格を満たす事業者であれば誰でも参加できる入札方式。最も標準的な方式で、価格競争による経済性が重視されます。

指名競争入札

しめいきょうそうにゅうさつ

発注機関があらかじめ指名した複数の事業者間で行う入札方式。技術力や実績を考慮して指名されるため、専門性が高い業務で採用されます。

プロポーザル

ぷろぽーざる

価格ではなく提案内容・技術力を中心に評価する「企画競争」の通称。コンサルティングやシステム開発など、創意工夫が求められる業務で採用されます。

随意契約

ずいいけいやく

競争入札を経ずに、特定の事業者と直接契約を結ぶ方式。緊急性、特殊性、少額調達など、法令で認められた限定的なケースのみで使用されます。

総合評価方式

そうごうひょうかほうしき

価格点と技術点を合算した総合得点で落札者を決める方式。価格だけでなく、提案の品質も評価できるため、技術力で勝負したい事業者向きです。

予定価格

よていかかく

発注機関があらかじめ設定する契約上限額。入札金額が予定価格を超えると失格になります。公告で「事前公表」される場合と、開札後に判明する「事後公表」の場合があります。

最低制限価格

さいていせいげんかかく

ダンピング受注を防ぐために設定される下限価格。これを下回る入札は失格になります。建設工事案件で特によく使われます。

落札率

らくさつりつ

落札金額が予定価格に占める割合(落札金額 ÷ 予定価格 × 100)。落札率が高いほど、競争が緩やかだったことを示します。一般的に85〜100%程度が多いとされます。

電子入札

でんしにゅうさつ

GEPS(政府電子調達システム)や各自治体の電子入札システムを使って、入札書の提出から開札までをオンラインで行う方式。利用には民間認証局が発行する電子証明書(ICカード形式・ファイル形式)またはマイナンバーカードが必要です。

全省庁統一資格

ぜんしょうちょうとういつしかく

中央省庁・独立行政法人の入札に参加するために必要な資格。1度の申請で複数省庁の入札に参加できる、最も汎用性の高い資格です。

競争参加資格

きょうそうさんかしかく

都道府県・市区町村が個別に設定する入札参加資格。「指名願」とも呼ばれます。自治体ごとに申請が必要です。

経営事項審査(経審)

けいえいじこうしんさ(けいしん)

公共工事の入札に参加する建設業者が受審する審査。完成工事高(X1)/自己資本額・平均利益額(X2)/経営状況(Y)/技術力(Z)/社会性等(W)の5要素を点数化し、総合評定値(P点)が算出されます。有効期間は審査基準日から1年7か月。

開札

かいさつ

提出された入札書を開封し、落札者を決定する手続き。電子入札では指定日時にシステム上で自動的に行われます。

落札者決定通知

らくさつしゃけっていつうち

開札の結果、落札者が決定したことを通知する文書。落札者・落札金額が公表されます。

公告

こうこく

発注機関が入札の実施を広く知らせるための告知。公告日から入札書提出期限までの期間が「公告期間」となります。

仕様書

しようしょ

業務内容・成果物・履行条件などを記載した文書。入札参加者はこれを精読し、提案や見積を行います。プロポーザルでは「提案要領」「業務要求水準書」とも呼ばれます。

履行期限(履行期間)

りこうきげん(りこうきかん)

落札後、業務を完了させる必要がある期限。期限を過ぎると違約金やペナルティが発生する可能性があります。

ダンピング

だんぴんぐ

採算を度外視した極端な低価格入札のこと。品質低下や下請けへのしわ寄せを招くため、最低制限価格や低入札価格調査制度で抑止されています。

再委託

さいいたく

落札者が業務の一部を別の事業者に委託すること。発注機関の承諾が必要なケースが多く、業務全体を再委託することは原則として禁止されています。

契約保証金

けいやくほしょうきん

契約締結時に、債務不履行に備えて発注機関に預ける保証金。会計法・地方自治法上は契約金額の10%以上が法定下限で、履行保証保険や保証会社の保証で代替することもできます。

用語を学んだら、実際の案件を見てみよう

入札LABでは、用語の意味を理解した上で実際の入札案件を効率よく探せます。